 
  予防歯科では、日々のセルフケアでカバーしきれない部分を補うための処置を行います。
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          ■予防歯科処置の必要性について大人になると、若い頃とは違う虫歯が増えてきます。過去に入れた詰め物や被せ物の隙間に発生する虫歯や、年齢によって歯茎が下がり、露出した歯根部分にできる虫歯が増えてきます。また、年齢を重ねていくと虫歯よりも歯周病にかかる人が増加しています。歯周病は虫歯とは違い、歯を支える骨をもろくしてしまう病気です。虫歯と歯周病では細菌の種類も違うため、今まで虫歯ができなかった人も油断できません。 予防歯科のメリット予防歯科の一番のメリットは虫歯・歯周病などをいち早く見つけ、早期治療が出来るということです。それ以外にも様々なメリットがあります。 
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          ■予防歯科処置の内容- 
              歯茎・歯周病のチェック虫歯や歯周病は早期発見することが大切です。歯や歯ぐきを丁寧にチェックして、虫歯や歯周病にかかっていないかしっかりと調べます。 
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              歯石除去スケーラーという器具を使って歯石を取り除いていきます。ブラッシングだけでは歯石を取ることができませんので、歯科医院でのプロによる除去が必要となります。 
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              PMTC(歯のクリーニング・フッ素塗布)PMTCとは、歯科医師や歯科衛生士などの専門家が専用の機器を使って歯を磨くことです。ご自身での歯磨きでは落としきれない汚れや歯垢を除去し、表面をツルツルに磨くことで歯垢をつきにくくします。また、コーヒーや赤ワイン、タバコなどによる頑固な着色汚れも取り除けるので、歯本来の白さを取り戻すことができます。PMTCの治療の流れは次の通りです。 - 歯の着色落とし
- 専用の機器を使って、歯の着色を落とします。
- 歯の清掃
- 歯の表面・歯間・歯の付け根をクリーニング用研磨ペーストを使って磨いていきます。
- お口の洗浄
- お口の状態に合わせて、歯間ブラシやデンタルフロスを使い歯間やブリッジ、インプラントの周囲の汚れまで除去します。
- フッ素塗布
- フッ素を塗り、虫歯予防・歯質の強化を行います。
 
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              歯みがき指導プラーク(歯垢)は水に溶けにくく、歯の表面に粘着しており、歯と同じような乳白色であるため、注意してしっかりと磨かなければ取り除くことができません。正しい歯磨きでプラークを除去しましょう。 
 
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          ■自宅でのセルフケア定期検診と併せて自宅でのセルフケアをしていただくことで、きれいにクリーニングした状態を維持することができます。 - 
              丁寧なブラッシング1日3回、毎食後に磨くことが理想的ですが、難しい場合は最低でも1日2回、朝と夜に丁寧にブラッシングしましょう。歯ブラシのヘッドは小さく、硬さはふつうかやわらかいブラシを選びましょう。 
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              デンタルフロス・歯間ブラシ丁寧に磨いていても、狭い歯の隙間などはなかなか磨けていません。デンタルフロスや歯間ブラシを使い、歯の隙間に歯垢を残さないようにしましょう。 
 
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